『雫の里農園とは』

京都亀岡の地で3,500㎡、ハウス10棟で3万株のいちごを育てる雫の里農園。
ほんのひと手間で変わるいちごの味わい。
その奥深さに魅了され、日々試行錯誤を繰り返しながらいちご栽培に取り組む小さな農園です。
唯一無二の他にない味わいと、いちごの可能性を求めて、日々努力と挑戦を続けています。

『京の台所、霧の街亀岡から』

山々に囲まれ、亀岡盆地がもたらす深い霧で有名な京都亀岡に雫の里農園はあります。
古より京の都に新鮮な食材を提供し、今なお府内有数の穀倉地帯として高い生産力を誇る亀岡は、京野菜の産地「京の台所」として知られています。
深い霧と保津川の清らかな水は、美味しい農作物を育てる地として適しています。

『かつては主力品種だった女峰』

昔は東の女峰、西のとよのかと言われる程、代表的な品種でありましたが、品種改良による世代交代が進み、今では国内生産量の僅か1%程度の生産量となった女峰。
きれいな酸味と上品な香りを持ち、しっかり手をかけて育てることで、甘みやコクも表現できる、そんなポテンシャルを持つ品種です。

『職人としていちごと向き合う』

いちごの栽培に携わるのは5人の女性達。
栽培リーダー林のいちごへのこだわりは、まさに職人そのもの。元保育士の経歴を持つ彼女は子供達を育てるようにいちごと向き合います。
毎日変わるいちごの表情を読み取り、いちごが出すわずかなサインをも見逃さない、確かな目と優しい手でいちごを育て上げます。

『正しく理解し、正しく手をかける』

同じように見えてもそれぞれ性格や元気さの違ういちご達。いぎとの声に耳を傾け、その子が求める、その子にあった手入れを選びます。
葉1枚の枚数や蕾の取り方など、わずかな手入れの差でもいちごの味に影響するセンシティブな世界。だからこそ細かなところまでとことんこだわり抜きます。
確かな技と妥協を許さない手入れへのこだわり。このいちごはその象徴でもあります。

『誰にでもできることを誰にでもできないくらいやる』

どんな時でも、小さなことでも、1日も欠かさず粛々と丁寧にやり続けることを大切にしています。
いちごを通して、その想いが伝わりますように。
この日のために、大切に育て上げた女峰をご用意いたしました。限られた場所でしか出会えない逸品でございます。
どうぞ旬の味をお楽しみくださいませ。